"Mahakam hulu" 2023年3月採集 Part9

Mahaklam hulu(東カリマンタン州)で見ることが出来た植物画像などアップしていきます。
動画は後でユーチューブにアップロードしたものをブログにまとめます。

Araceae ”Mahakam hulu”
恐らく新属新種であろうサトイモ科の水生(の傾向が強い)植物です。
ここは滝の上なのですが、滝下には Fenestratarum mulyadii が群生しています。
しかし、不思議なことに滝上にはこの新属しか存在せず、フェネスタラタルムは一本も生えていませんでした。逆に滝下にはこの新属は一切生えていませんでした。こうもきっぱりと分断できるものでしょうか?
本当に自然は不思議です・・・(滝の落ち込み途中までは新属を確認)

なるほど、水上ブセ以上にかなり水生寄りな生え方をしていますね。
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河川の水のある範疇から外れることは皆無だし、ほぼ水中か、雨による水位の増減を考えれば半水中といえるような位置に自生している。
また水中で30~40cm四方くらいのコロニーを作り塊で群生していることが多い。フェネストラタルムのように種子繁殖で1株1株生えているといった印象ではない。
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Barclaya sp.aff. rotundifolia ”Mahakam hulu”
上記新属サトイモと同場所に自生。つまり滝の上の渓流域。
今までの経験上バークレアは湿地帯域にも自生はするが、むしろ渓流域に多い印象。
この辺は愛好家さんたちにとっては意外な感じではないだろうか。
種類に関しては未確定。マハカム上流域はデータがほとんどないので、これも一つの貴重なデータになるだろう。
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Fenestratarum mulyadii ”Mahakam hulu”
上記新属のサトイモ科植物と同河川に自生。しかしこちらは滝下にのみ自生していた。
逆に新属のサトイモ植物は滝の下には一切生えていなかった。
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滝の落ち込み途中までは新属サトイモを確認。あら、この個体なんか怪しくない?
葉が少し細くてやたらウェーブが強い・・・もしやハイブリッド?
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Schismatoglottis sp. ”Mahakam hulu”
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Begonia sp.
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Schismatoglottis? sp.
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Labisia?sp.
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Scindapsus pictus
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Myrmeconauclea strigosa
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